真のプロフェッショナルの姿 2015/11/16

妥協は危険なものです。なぜなら、考えるのを途中で辞めてしまうからです。出たはずの答え、明確になったはずの理由、納得や理解できたはずの事柄が、「まあ、いいか」と思った瞬間に全て投げ出されてしまいます。誰かの頭の上に「?」がちらっと見えて、少しでも疑問や違和感を感じたときや、アイディアが「!」と浮かんだとき、見逃さず、あきらめずに、取り上げて行きましょう。まあいいかの妥協ではなく、理由や意味づけをして「やらない」を選択することで、やらないとして完結して行くのです。どちらを選択するにせよ、ちゃんと決定していくことが関係する全員の成果になっていきます。

製造業100社あれば100通りの生産管理があり、それに対応できるのがインプラスの売りでもあるカスタマイズですが、要望に対応した実績や経験は、個人や会社がもつスキルになっていきます。お客様の要望を引き出したり理解する力も同様で、その無形のノウハウこそが強みです。個人が持つ経験を皆で共有できれば、さらに強化することができます。「できない」と言わないことは、最初のうちは宿題として持ち帰るしかなかったり、半ば強がりのようになってしまうこともあったかもしれません。1つ1つ対応して積み重ね、経験することにより、「この人に相談すると何でも叶えてくれる」という存在になります。私たちの目指す真のプロフェッショナルの姿です。

お客様に選択して頂く理由の一つは、製品の機能、性能より、安心感が大きく影響を与えます。いまの時代、システムの機能や性能に大きな違いはありません。長期にわたって会社の経営に関わっていく情報システムが、稼働し続け、運用が滞らないことが懸念事項なのです。長期視点なので、時流に合わせたシステム改変が柔軟にできるかどうかも重要事項となります。1社1社の永遠のパートナーを目指す我々が、そのために何を提供できるのか、どう準備しておいたら良いのかを、しっかりと考え、実行していく必要があります。

あと1.5ヶ月で、年末=インプラスの期末が迫っています。
焦らず確実に一歩ずつ、前に進むのみです。
今の仕事をこなすだけではなく、どんなときも成長への意識も忘れずに。

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