今週の予定 7/30 徳のない人に才を教えると

お疲れ様、今週の予定です。 
月)雑務、月末業務
火・水)東海バネ工業株式会社(他)の視察
木)大垣のウェルテクノス服部社長と面談 他
金)諸業務
土)法政大学大学院 市ヶ谷で受講 

東海バネは、どこでも作れそうなイメージがある工業製品であるバネですが、 「ここでしかできない」バネを製造する会社です。

ソフトウエアも同じです。誰でもどの会社でもできるソフト作りやサービス提供。 しかし、我々にしかできないソフトやサービスを提供できることが非常に 重要です。難しいことはありません。我々の持つ「強み」を見つめ直し、強化し、 提供すれば良いこと。強みは必ずあります。

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 「徳のない人に才を教えると間違って使う」 特を持たない人に技術、技能を教えると、それを間違って使ってしまう。 たとえば戦争や、殺人(兵器)、ITならウィルスやハッキング、クラッキング、 使う人の立場に立って作られていない自己中なシステム(画面や帳票)。 IT技術にかかわらず、コミュニケーション、態度、すべてのあらゆるスキルは 善なる心、利他の心をもって、使われるべきものであり、利己、自己中的に、 自分の利益やわがままを通すために使われるものではありません。

 全てのスキルは、それを使う相手の気持ちがわかる優しき心を持って使うものです。 自分が持ちうる全てのスキルは全て人のためにある。 そして、人に役立つ人になるためには、さらにスキルを増やし、磨かねばなりません。 徳なきスキルは小手先だけのものであり本気で人を喜ばすことはできない。

徳や、 正しき心、優しき心をもっていれば、すべきことが見え、それを解決や達成するために スキルを身につけることになる。ものごとには順序があるのです。 徳を磨くには、学んで人を知り、己を知ること。相手を想うこと。人に尽くすこと。 学び、行動し、行動から生まれた結果や問題からまた学ぶ。 そして読書は、多くの人の思想や人生を知ることが出来る数少ない手段の1つです。 

今回の課題図書の日本理化学工業に訪問したときの、大山会長がもつ空気感は、 数えきれない程多く学び、悩み、人に尽くしてきた、まさに徳を感じられるものでした。 そして、学びは一生死ぬまで続けるものと、いまだ学び続けておられます。 学校での学びは、社会に出て学ぶための準備。得られるのは学ぶ方法で、たいした 知識は得られません。社会に出てからが学びの本番です。 

今週も、社会に生きる人として、前に前に進んでいきます。   井上竜一郎

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